ブルーベリーを使用した機能性表示食品

食品を購入する際に参考になるのがその食品の成分や栄養素ですが、特定の機能を持っている食品も消費者に人気があります。食品の持っている機能性を表示した食品が機能性表示食品ですが、こうしたタイプの食品を販売できるようになったのは2010年代からです。

ブルーベリーなども機能性表示食品の原料として人気がありますが、ここでは機能性表示食品の正しい意味や、ブルーベリーを使用した機能性表示食品について詳しく紹介します。

機能性表示食品はなぜノンカフェインの商品が多いのか

機能性表示食品とはどのようなものか

機能性表示食品とは、2015年の4月から開始された機能性表示食品制度にもとづいて開発されている、制度の基準に適合した食品のことです。それまでにも食品の機能性を表示することは国から認められていましたが、表示できるのは特定保健食品と栄養機能食品に限定されてしました。

栄養機能食品として表示できたのは、国の基準を満たした一定の食品だけで、それ以外の食品については機能性を表示することはできませんでした。そのために、より幅広い食品の機能性を表示するための制度が求められたため、新たに誕生したのが機能性表示食品の制度です。

この制度を利用して機能性表示食品として販売するためには、国が定めた基準にしたがって、食品を製造する必要があります。この制度には3つの重要な要素があり、安全性の確保は特に機能性食品に求められている条件です。

機能性を表示するためには機能性に関する科学的な根拠を検証することも求められていて、表示の方法を適切におこない消費者に正しい情報を伝えることも必要です。

機能性表示食品の制度の詳細

機能性表示食品の制度の特徴の一つとしてあげられるのが、疾病にかかっていない人だけを対象にしていることです。健康な人が体の維持に役立つ機能を持っている食品であることを表示するシステムで、制度の対象になっていない疾病にかかっている人の中には、妊娠中の女性や未成年者も含まれます。

乳児に授乳している女性も制度の対象からは除かれています。ほとんど全ての種類の食品が制度の対象になっているために、生鮮食品なども機能性表示食品として販売することが可能です。機能性表示食品を販売するためには、消費者庁長官への届け出が必要になり、安全性と機能性の根拠に関する情報などを書類に記載する必要があります。

ただし、必要なのは届出をすることだけで、特定保健用食品のように国による安全性と機能性の検査はおこなわれていないため、事業者にとっては特定保健用食品よりも利用しやすい制度になっています。事業者から提出された情報は、消費者庁のホームページに掲載されるため、消費者は商品の詳細を確認してから、機能性表示食品を購入することができます。

検査の結果を表示する必要がある機能性表示食品

ブルーベリーを使用した機能性表示食品

ブルーベリーは栄養価の高い食品としても知られていることから、さまざまな企業からブルーベリーを使用した機能性表示食品が販売されています。八幡物産株式会社という企業からもブルーベリーを使用した機能性表示食品が販売されていて、この企業が販売しているのは「北の国から届いたブルーベリー」という商品です。

「北の国から届いたブルーベリー」は1パック30粒入りのサプリメントで、機能性表示食品として消費者庁に届出がされています。「北の国から届いたブルーベリー」に含まれている成分の中でも、機能性に大きく関係しているのが、材料に使用されているビルベリーの中に含まれるアントシアニンという成分です。

アントシアニンは目の疲労を回復させるのに効果がある成分として知られていて、疲れを和らげることができるだけでなく、視界のピントを調節できる働きもあります。ビルベリーはブルーベリーの種類の一つで、主に北欧で栽培されています。

北欧は白夜という自然現象が起こるために、夜でも日光が照りつける時間帯があるため、非常に豊富な栄養素がビルベリーの中に蓄えられています。

株式会社わかさ生活が販売する「ブルーベリーアイEX」

株式会社わかさ生活からもブルーベリーを使用した機能性表示食品が販売されています。株式会社わかさ生活はブルーベリーに対して非常にこだわりのある企業で、会社の企業目標は「ブルーベリーで世界一を目指す目の総合健康企業」です。

この会社にはこれまでにも多くのブルーベリーを材料にした健康食品を販売してきましたが、機能性表示食品の制度が開始されたのをきっかけにした新たに開発されたのが「ブルーベリーアイEX」という商品です。「ブルーベリーアイEX」は機能性表示食品として、科学的な根拠に基づき商品の機能を説明しています。

機能を実証するために引用されているのが4週間にわたる調査で、複数の日本人を対象にしたこの調査では、ビルベリーに由来するアントシアニンを含む食品などを、一定期間摂取した後、目の疲労感に関する調査がおこなわれました。

調査の結果からアントシアニンには目の疲労を和らげることができる働きがあることがわかり、こうしたデータを根拠にして「ブルーベリーアイEX」は機能性表示食品として販売されています。

味の素株式会社が販売している機能性表示食品

ブルーベリーを材料に使用した機能性表示食品は、大手の食品会社からも販売されています。その一つが味の素株式会社が販売している「ブルーベリー&ルテイン」という商品です。この商品の販売が開始されたのは2020年の7月からで、この商品の大きな特徴はアントシアニンだけでなくルテインも配合されていることです。

どちらもビルベリーに多く含まれている成分ですが、アントシアニンがピントの調整などに効果的なのに対し、ルテインには目のコントラストの感度を改善できる働きがあります。

長時間パソコンなどの画像を見ていると視界がぼやけたりかすんだりすることがありますが、コントラストが調整されることで、こうした症状を和らげることができます。「ブルーベリー&ルテイン」は1パックに60粒のサプリメントが入った機能性表示食品で、1パックで30日間飲み続けることができます。

1日2粒を目安に摂取することで、目の疲れを癒すために役立ちます。43.2mgのアントシアニンと、6mgのルテインがそれぞれ配合されています。

目の疲れを癒せるブルーベリーを利用した機能性表示食品

機能性表示食品の制度は2015年から開始されましたが、ブルーベリーを使用した機能性表示食品も数多く販売されています。ブルーベリーを使った機能性表示食品は食品の機能が科学的に検証されているのが特徴で、消費者庁に届出をするときにも必要な情報です。

ブリーベリーの中でも特に多くの企業の商品で使用されているのがビルベリーで、目の疲れを癒すのに役立つアントシアニンやルテインが多く含まれています。